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トヨタ自動車で鋼材料開発、評価に携わった講師ができるだけ分りやすく解説指導します
金属疲労メカニズムと疲労強度向上技術


■日時 2018年2月22日(木)10:30〜16:30
■会場 産業科学システムズ会議室(東京・飯田橋)(地図はこちら
■受講料 1名48,600円(受講料45,000円、消費税8% 3,600円)・2名以上1名45,360円(受講料42,000円、消費税8% 3,360円)
≪セミナーコード 1101-1802221≫

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※開催日前14日目以降のキャンセルはお受けできませんので、
都合が悪い場合は代理の方がご出席をされますようご配慮をお願いします。
※録音機等の持込みはご遠慮願います。




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講師のことば
★講座の概要・POINT
 金属疲労はマスコミでも取り上げられ社会的にも大きな問題となっています。しかしながら、疲労破壊を設計段階で予測し安全を担保することは未だに大変難しい課題です。これは、疲労破壊の本質が微小なき裂が少しずつ進展して破壊に至るミクロな現象であることが大きく関係しています。このため、よりミクロな疲労破壊のメカニズムを理解しておくことが必要となります。

 そこで本セミナーでは、疲労強度設計の基本知識に加え、強度を担保する実体である金属材料強度の基本についても解説します。さらに疲労強度の向上方法、環境因子の影響、および疲労き裂進展解析までの幅広い範囲を実データも交えながら、できるだけ分かりやすく解説し、受講者の皆様に、疲労破壊のメカニズムを含む疲労の全体像を少しでも深く理解していただける内容としました。

 また、今後の水素社会構築に向けてより関心が高まっている材料中の微量水素と疲労強度の関係(水素脆化)についても最近の研究成果を踏まえ解説します。このセミナーが受講者の皆様の今後の研鑽の契機となることを期待しています。


講師
宮本 泰介氏 (株)ワールドテック 工学博士
(元)トヨタ自動車株式会社 FC技術部


プログラム(各項目とも質疑応答含む)
●Study and Learning
 T.導入
 1. 金属疲労とは
 2. 製品・構造物の破壊形態
 3. 疲労破壊事故事例紹介
 4. 疲労強度が必要な部品例紹介
 5. 代表的金属の強度とその材質的要因
 U.結晶構造と強度  
 1. 結晶構造と結晶のすべり面
 2. 純金属(完全結晶)の理論せん断応力と実測値との乖離
 3. 結晶の欠陥(転位,結晶粒界)と強度
 4. 金属の基本的な強度向上方法(転位を動きにくくする方法)
 5. 材料強度評価方法および応力
  ・金属組織観察  ・硬さ測定 ・引張試験
  ・応力とは? ・破面観察 
 V.疲労強度
 1. 金属疲労のメカニズム
 2. 疲労試験方法  
  ・各種試験機  ・試験周波数 
 3. 疲労強度の表し方と疲労限度および統計的疲労限度の求め方
 4. 疲労限度が存在する理由,ギガサイクル疲労
 5. 低サイクル疲労と高サイクル疲労について
 6. 疲労強度への形状因子の影響
  ・表面粗さ ・応力集中 ・応力勾配  ・寸法効果
 7. 切欠き係数
 8. 疲労き裂の停留と疲労限度
 9. 疲労限度線図
 10. 実働応力の扱い方
 11. 疲労き裂成長の破壊力学的扱い
 W.疲労強度向上方法と環境因子の影響
 1. 疲労強度に及ぼす材料因子の影響
  ・引張強さ ・硬さ ・介在物 ・鋳造材 ・溶接部
 2. 表面硬化処理による疲労強度向上
  ・代表的な処理  ・圧縮残留応力の効果
 3. 疲労強度に及ぼす環境因子の影響(鉄系材料)
 4. 疲労強度に及ぼす水素の影響(鉄系材料)
  ・微量水素の影響(水素ガス環境)
 ●Solution and Consulting / 質疑応答
 【事前アンケートのご質問事項を解説致します】
 ※内容によって一部回答できない場合がございますので、ご了承願います。
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<講師プロフィール>1974年3月年早稲田大学大学院理工学研究科金属工学専攻卒業。同年、4月トヨタ自動車工業(株)−現、トヨタ自動車(株)入社。技術、生産技術部門で鋼材料を主とする材料開発や表面処理技術開発に従事。
鉄鋼メーカと共同での新規鋼導入開発や鋼部品の高強度軽量化技術開発などを進めた。1999年6月より燃料電池自動車開発に携わり、高圧水素、腐食といった特異環境に対応した材料の評価・選定業務を担当。
この中で世界的にも類例が少ない高圧水素環境下での鋼の疲労強度の研究を進め九州大学とともに論文発表。
2012年3月に工学博士号取得(九大)。同年10月、トヨタ自動車(株)を退職。最終役職、FC技術部プロフェッショナル・パートナー。
2012年10月より(株)ワールドテックに所属し企業や技術講習会の講師を務め現在に至る。



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